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2007年2月14日 (水)

ATP・EXAMの面談に参加

2月8日、15時からテレビマンユニオンの公募プロジェクト会議に出席、試験方法などの議論。帰ってJ・オウエルの「戦争とラジオ」の続きを読む。謎の2年間とされていたオウエルの、戦時中、BBCのプロパガンダ参加についての貴重な資料である。

音 好宏氏から明日やることになっている雑誌「AURA」対談のメモをメールでもらう。特集・制作会社についての一環。「あるある」問題が起きるとは思わず、だいぶ前に引き受けたもの。ふれないわけにもいかず、2人とも調査委員会委員なので、ふれるのも微妙なものがある。電話でしばし意見交換。

2月9日、13時からテレビマンユニオン応接室で、音氏と「AURA」の対談。フジテレビ調査部の永田氏らが立会い。15時頃終えて、昼食にそばを食べ、調査委員会会場へ。16時から第二回会合。前回積み残した事項の報告、小委員会のこの1週間の活動の報告でほぼ定刻に終わる。7日、関西テレビが総務省に提出した報告書が配布される。前回同様、取材陣が殺到するなかタクシーで帰宅。自宅前の待機3社、共同、朝日、毎日、読売、東京、各紙の取材を電話あるいは面談で受ける。各社の焦点は配布報告書の内容だが、渡されただけで1ページも読んでいないのだから何にも答えられないのは当然だ。コピーしたいという社もあったが、すべて断る。そんな安易な取材に応ずるいわれはない。くたびれ果てて、12時を過ぎ就寝。

2月」10日、ひさびさの休日、ゆっくり起床。エイジング誌の校正作業。調査委員の音氏が盲腸で入院したらしい。昨日、一緒に昼食のそばを食べたことを思い出し、少し気になるが、最近の手術は簡単で、復帰は早いらしいと聞き、少し安心する。夜、気をとりなおし、「あるある」問題の小委員会の報告と関西テレビの報告書を読み分析する。

2月12日、朝9時から「ATPEXAM」に出席。テレビマンユニオンのブースで終日、面談希望者たちとの面談に参加。予定時間を超えても終わらず、会場の制限時間を越えそうで最後は廊下での立ち話となってしまった。全参加者の約三分の一がテレビマンユニオンを訪れたらしい。多数きたことは嬉しいことだが、十分な対応ができなかった。しかし、できるだけていねいに応対したことだけは認めてもらえるだろう。打ち上げの飲み会にも参加。若手の制作者たちの本音を久し振りに聞く。話は尽きなかったが、途中で失礼してタクシーで帰宅、資料読みに入る。

 7日の関西テレビの報告書が不十分とする近畿総合通信局の再報告要請書を読む。一日で書いたとはとても思えない鋭い内容にやや驚いた。本気の殺気を感ずる。法改正への踏み込みは必至か。

2月13日、新たな資料がメールと宅急便でどっと届く。終日、資料のチェックと分析。新聞2社から電話。1社は夜10時過ぎにピンポンと鳴らす。古い取材方式にあきれ返る。一部の記事を試みにチェックする。この事件は、制作者だけではなく、科学者や実験参加者などの出演者、新聞記事報道、流通業界の構造的問題などの検証も同時に必要になりそうだ。

 中学時代の恩師・山田さなえ先生から著書が届く。第六歌集「それから」。少し厚さが薄いのが気にはなるが、ご主人が亡くなり、たいへんななかで歌づくりの情熱だけは失わないお姿を思う。私が中学生のとき、確か大学を卒業したばかりの新人の美人教師で、清潔感が溢れていた。国語と習字を担当していた。6冊そろった歌集を棚に置き眺めていると、何かやすらぐ感じ。ゆっくり味わいながら丁寧に読むつもりだ。

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コメント

「あるある」についてフジテレビの「頬かむり」が気になります。

放送局の視聴者への「還元」で、端的なのが電波料をいくら払っているかだと思い、フジテレビ広報に聞いたところ「公表できない」という返事でした。

そこで総務省「電波利用料企画室」に尋ねたところ「行政機関が保有する情報の公開に関する法律」によって特定企業の情報を開示できない、という返事でした。

電波は「国民共有の財産」というタテマエが、民間放送局の利益第一主義によって日常的に砕かれているのが諸悪の根源と思われます。

それを行政が保護し続け、いままた「指導と罰則」をという。つまり電波は初めから行政権力の手の内にあるという現状を明らかにすることこそ、インパクトある「調査」の役目であろうと期待しています。

拙稿お送りしたく、今お使いのメールアドレスお知らせ頂ければ幸いです。

投稿: 石井信平 | 2007年2月16日 (金) 10時48分

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