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2006年12月 1日 (金)

実相寺昭雄通夜

12月1日、17時30分から、湯島の麟祥院で行われた実相寺昭雄の通夜に出席。地下鉄の駅を出たところで今野勉に偶然会い、一緒に行く。帝国前なのに大勢の人が来た。弔花も名札の長い列、400近かったと思う。焼香も長蛇の列。あまりにも短かすぎる別れだった。

終わって、多くの友人たちと会う。部屋の奥に自然と旧TBS演出部のグループができ、鈴木道明さんをはじめ、高橋一郎、並木章、中村寿雄、今野と私、残ったdAグループ全員集合となった。そこに34年同期の大川、松岡ら、電通にいた中山。鯨津氏ら、技術スタッフの佐藤秀山、後藤勝彦ら、俳優の寺田稔ら、ビールと日本酒を飲みながら思い出話を。半分以上は聞いたことのある話だが、何回聞いても可笑しい。豊かなおかしいエピソードいっぱいの実相寺だけに話は尽きない。思えばテレビも青春時代だった。

並木が葬儀委員長。入院などの面倒もみていたらしい。昔から頼りになる男で、実相寺とはアボットコステロに匹敵するいいコンビだった。

原知佐子夫人とも廊下で立ち話。思ったより元気そうで安心。彼女には実相寺夫人になる前の63年に「思い出」という30分ドラマに主演してもらったことがあった。廃墟寸前の常磐炭坑で3日間のフイルムロケをしてスタジオ仕上げ。原さんは日本映画には珍しい知的で鋭い美しさを持った女優さんだった。「黒い画集」以来のフアンで、舞台も見ていた。43年前である。脚本は松本俊夫さんで彼女の起用に賛成してくれた。

 実相寺とは会うたびに「そのうちゆっくり話しようね」とお互いに言い続けたままの47年だったような気がする。22時過ぎ帰宅。これから改めてひとりでお別れ会をする。「おかあさん」シリーズの「あなたを呼ぶ声」「さらばルイジアナ」などの傑作について思い出したい。長い夜になりそうだ。

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