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2006年11月22日 (水)

鶴見和子さんを偲ぶ会

11月17日、事務所のコピー機修理で13時、参宮橋へ。15時30分から京橋で映画試写会。足立正生脚本・監督「テロリスト幽閉者」110分。ダッカ空港乱射事件の日本赤軍、岡本公三をモデルにした劇映画、田口トモロヲ主演。暗く重い体験は伝わるが、熱演すればするほどアクチュアリティが遠のくようにも思われた。しかし、話題を呼ぶ作品になるだろう。明春にユーロスペースで公開されるとのこと。

 

11月18日、スタジオジブリ機関誌「熱風」の原稿書き。ようやく出来たのが午前3時頃になった。ハッと気づいたら、今日はTBSの同期会だった。しかも私は幹事のひとり、結果として無断欠席となってしまった。もっとも私の仕事はつり銭を用意することだけだったが。同じ幹事ですべてを仕切ってくれた椋尾尚司氏に申し訳なし。お詫びのメールを打つ。

11月20日、大学を休講にしてもらって、15時から東京會舘で鶴見和子さんを偲ぶ会に出席。一昨日の失敗に懲り用心して行ったら、1時間前に着いてしまった。コーヒーを飲んで時間を過ごす。会場ではさまざまな人がさまざまな鶴見和子像を語った。ただ、「地方の時代」映像祭の審査委員長としての活動を壇上で語る人はなく、配られた経歴にも書かれていない。鶴見さんが地域ドキュメンタリーから得たものは大きかったはずだが、歴史の底に沈められてしまったような気がして寂しかった。鶴見和子さんはアカデミズムと出版の世界を超えた人だったのだが…。パーティで、絹村和夫さん、羽田澄子さん、大石芳野さん、坂元良江さん、放送文化基金の清水さんなどに会い、やっと私たちにとっての鶴見さんを少し語れたような気がしてホッとして帰る。いただいた「菜の花」の和菓子が絶品だった。DVD「鶴見和子短歌100選・『回生』から『花道』へ」を見ながら、ひとり、深夜の偲ぶ会。

11月21日、総合講座、きょうの上映は中京テレビの「大人の説明」、大脇ディレクター04年の秀作。6歳の少年が突然の交通事故死。被害者と加害者の出会い。原因を問いつめようとする取材者に次々と現われる壁、スリリングな展開で鋭く問題を突きつけた。いくつもの賞を受けた作品で、見るのは十回を超えているが、あらためて感動。私たちの快適な文明生活が何によって支えられているのか?を問われること、中京テレビが早くから制作に力を注ぎ、地方局の中で抜群の自社製作比率を持った局であることなど、秀作の生まれる背景を語った。

終了後、表参道へ急行し会食。おいしい白ワインとフランス料理で優雅な時間を過ごした。ご馳走してくれたNさんに感謝。

                                       

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